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【CAVABOOKS】イギリスのインディペンデント文学と出版:『flowers like blue glass』刊行記念イベント Martin De Mello×ふくだぺろ

日時2019.5.15()

【CAVABOOKS】イギリスのインディペンデント文学と出版:『flowers like blue glass』刊行記念イベント Martin De Mello×ふくだぺろ

【内容】
イギリスのインディペンデント文学と出版:『flowers like blue glass』刊行記念イベント
Martin De Mello×ふくだぺろ
司会:土肥秀行 通訳:吉田恭子

昨年イギリスのCommonword社から詩集『flowers like blue glass』を出版した詩人・映像人類学者のふくだぺろとCommonwordの共同経営者で詩人・作家であるマーティン・デ・メロを招いたトークイベントをします。Commonword社はイギリスのblack writing(マイノリティ文学)の最古参で、アーツカウンシルからの助成を得ることで営利出版社にはできない文学・出版活動を40年間、営んで来ました。『flowers like blue glass』を起点としてイギリスのインディペンデントな文学・出版の状況について、日本の状況と対比しながら、日本とイギリスのこれからの文学・出版について考えます。

言語:日本語(英語通訳あり)

【日時】
5月15日(水)19:00〜(開場18:45)

【参加費】
300円(要予約)

【申込方法】
下記申込フォームにてお申込みください。

https://forms.gle/GhxDMsJCapkFW1LDA

または、メールにて
①お名前
②電話番号
をご記入のうえ、件名を「ふくだぺろトークイベント」とし、お申し込みくださいませ。
メールアドレスは下記の通りです。

info@cvbks.jp

【定員】
30名

【場所】
出町座
〒602-0823 京都市上京区三芳町133
◆ 出町柳駅(京阪、叡山電鉄始発駅)徒歩5分
◆ 今出川駅(京都市営地下鉄)徒歩10分
https://demachiza.com/access

【問い合わせ先】
info@cvbks.jp
*企画内容、ご参加方法に関しては下記お問い合わせアドレスまでお願いします。
出町座へのお電話でのお問い合わせはお控えください。

【ゲストプロフィール】
マーティン・デ・メロ(Martin De Mello)

はイギリス、マンチェスター在住の編集者、作家である。社会的少数者の中から新進作家を発見し、二人三脚で育成するエージェンシーCommonword社の共同CEO、アート・ディレクター。著書にFlipped Eyeから刊行された詩集『If Our Love Stays Above the Waist』など。

ふくだぺろ/福田浩久(ふくだ・ぺろ/ふくだ・ひろひさ)
詩人、映像人類学者。マンチェ―スター大学映像人類学修士。立命館大学先端総合学術研究科博士課程在籍中。ルワンダの移民や少数民族がどのように現実と過去、コスモロジーを創造しているかの研究をしている。論文、映画、詩、写真 、インスタレーションといったメディアを横断して人類学と芸術に拘泥しない実践に従事する。短編小説や短編映画での受賞歴あり。最近の展示に「im/pulse 脈動する映像」(@KCUA、2018)、書籍に『flowers like blue glass』(Commonword、2018)、『ふぃっしゅのーちい』(私家版、2016)など。
http://www.fukudapero.com/

【司会】
土肥秀行(どい・ひでゆき)

1973年生まれ。2006年、ボローニャ大学にてPh.D.(イタリア文学)取得。現在、静岡文化芸術大学国際文化学科准教授。専門はイタリア現代詩。主な著訳書にウンベルト・エーコ『カントとカモノハシ』(共訳、岩波書店、2003年)、『教養のイタリア近現代史』(共著、ミネルヴァ書房、2017年)『イタリアのオペラと歌曲を知る12章』(共著、東京堂、2009年)、Giappone e Italia: le arti del dialogo(共著、I Libri di Emil、 2010)、L’ esperienza friulana di Pasolini(Cesati,、2011)などがある。

【通訳】
吉田恭子(よしだ・きょうこ)

1969年生、ウィスコンシン大学ミルウォーキー校英文学科創作専攻博士号取得、作家、翻訳家、立命館大学文学部教授。
アメリカ各地の大学で提供されている「創作科」カリキュラムが、戦後のアメリカ文学にどのような影響を与えているか、考察を続けている。
また、アメリカの象徴たる「ベースボール」も研究テーマのひとつで、「ベースボール」を「野球」の国・日本の研究者の立場から検討した『ベースボールを読む』(慶應義塾大学出版会)を上梓。そのかたわら、英語による創作に加えて、日本の現代詩と戯曲の英語への翻訳、英語小説の日本語への翻訳と、日本語←→英語の、双方向の活動を精力的に行っている。
アメリカ小説の翻訳としては、デイヴ・エガーズ『ザ・サークル』『王様のためのホログラム』(ともに早川書房)がある。